
”la chaise・椅子”の絵を額装しました。
椅子そのものが大好きで、そのフォルムにとても興味がわきます。ドキュモンとしても額装意欲をかきたてられるお気に入りの素材です。

今回の技法は『L'escalier・エスカエ』です。
escaleirは階段の意。
エスカリエの技法は、基本のビゾー90°、45°を組み合わせたものです。
カルトンを90°の段々にカットし階段のようにみせます。
エスカリエは、階段の先に何かが広がっているような、まるで舞台のような、そんなイメージでドキュモンを合わると効果的です。

使用したパピエは大好きな模様紙のグリーンがかったブルー、そしてボルドーのフィレを加えて。
この組み合わせは私のなかではなぜか”パリを感じる”配色です。
仕上げに黒を少しアクセントに使ったことで、モード感が加わり作品の印象が変わりました。