![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=223x1024:format=jpg/path/s1417f301874b8fb0/image/i8533c9d6c257963c/version/1615443739/image.jpg)
ドローイングの額装をご紹介します。
炭と紙を合わせ使い表現したコラージュ作品です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=597x10000:format=jpg/path/s1417f301874b8fb0/image/i21ea8aee75ae6286/version/1615274887/image.jpg)
ドキュモンは、炭(黒色部分)を使ったドローイングと紙をちぎり表現したコラージュ作品です。
パリのブーランジェリー(パン屋)を描いていて、バゲットの後ろ窓越しには小さなエッフェル塔も見えます。
額装はちぎり絵に合わせて、いろいろな紙切れが刷り込まれたパピエを選びました。
そして、ドキュモンのまわりには窓をイメージしガラスを合わせつかいました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=333x1024:format=jpg/path/s1417f301874b8fb0/image/i7fc3a4ab502e6152/version/1615443842/image.jpg)
技法はビゾー90°とアントル・2ヴェール(entre deux verres)を合わせ使っています。
ガラス2枚を使い(entre deux verres)、額装の中に透明な部分をつくることで、作品に”抜け感”と同時に”柔らかさ”を加えることができます。
例えば、写真の透明な部分に黒色がさらに広がっていると、とても力強いものになります。
作品は、バッゲトや猫を紙をちぎり表現しているためかほっこりとした優しさを感じます。
そのため、今回は力強さではなく、窓に見立ててた”抜け感”を大切にしました。